このような方には、両ワキの治療時間が5分程度の汗腺抑制注射による治療がオススメです。
汗はアポクリン汗腺とエクリン汗腺の2種類の汗腺から分泌されます。そこから分泌された汗に雑菌が繁殖すると臭いの原因となったり、シャツやブラウスの汗ジミになったりします。そんな症状を改善したいけれど「手術に抵抗がある…」「仕事の都合で手術翌日から腕を動かしたい」など、手術以外での治療を希望される方には「汗腺抑制注射」をお勧めします。
治療は皮膚のあまり深くない部分に汗腺抑制注射をし、汗腺を支配している神経に働きかけ汗腺の働きを弱めます。汗の量を減らすことで臭いも軽減することができるのです。治療時間は両ワキ5分程度で、アレルギーや副作用の心配もありません。施術したその日から入浴も運動もOKなので、日常生活には全く支障をきたしません。
ただし、この治療法は永続的ではありませんので、6ヶ月~1年程度に1回の治療が必要です。その他にレーザー脱毛を組み合わせることによって、臭いの原因となる雑菌の繁殖もよりいくらか減らすことができるでしょう。